金融占星術と未来予測

西洋占星術による未来予測とホロスコープの活用方法を考察しています

過剰なたたきは風がないから

天王星うお座入りしてから、次々とトランスサタニアン(遠方惑星)が風から遠のき、ちょうど東日本大震災あたりから無風状態になりました。

風は感情をばっさり切って捨てるので、効率化などには非常に力を発揮しますが、それで気持ちを抑えつけられてきた人は相当窮屈な思いをしていたはず。

ですから、正直な気持ちを伝えても冷たくあしらわれたり、批判されてきた人たちが想いのたけを素直に吐き出せるようになった人も多かったでしょう。
もっと一人一人の感情に寄り添って、思いやれるようになるべきという風潮が強まりました。

ですが、それで気持ちを開放しすぎた人たちはSNS上でもどこでも言いたい放題、批判し放題。という状況になりました。
真実だけを批判するならまだいいのですが、先日は遭難した男の子のお父さんを「息子を殺したんじゃないか」などと妄想が圧倒的にネット上を駆け回った始末。

妄想はうお座の世界。「さもありなん」という感じですが、その後沈静化した様子を見ると、海王星うお座にいる間はこのようなことは続きそうです。
まあ、守られているので「妄想ばかりいうんじゃない」と批判されることはなさそうです。

さて、風がない状態で、やり玉にあげられていないのが以外にも「風」サインの人。
風サインで躓いた人で思い出せるのはゴーストライター騒動の佐村河内守
全体を見渡せ。予備知識もあるので、「知らなかったじゃ済まされないだろ」的な事件は起こさないんでしょうね。風の人が犯罪を犯すときは確信犯です。佐村河内守氏も割と早くひげをそって謝罪しましたよね。

この点、最近目立つのは企業が不祥事を起こしても謝罪しなかったり、タレントさんが謝罪会見してるにも関わらず、裏で舌出してた的な対応で、必要以上にたたかれることが結構目立つことですね。
コンプライアンスが提唱されていた2007年以前は風が強かったですが、企業はすぐに謝罪して大事に至らなかったことが多かった気がします。

最近では三菱自動車が日産に移籍しましたが、この対応の素早さは三菱は風のグループなのかなと思います。

そして、現在活躍しているタレントさんに案外と風サインの人が多いです。
ふたご座のイチローさんは着々と築いてきたヒットの本数が世界最高になった偉業を達成しました。
「真の前のことに着実に取り組んできた」というクールな感じが非常に風っぽいです。
ヒットしている真田丸で主役を努めている境雅人さんはてんびん座。
熟年になってブレイクしている女優の吉田洋さんはみずがめ座。

木星がてんびん座に近づいているせいもあるのでしょうけど、無風状態は来年は解消されます。
その代り、今まで業務効率化のさまたげになっていた人や事があったら、ばっさばさと切り落とされるでしょう。
いつまでも同じ話題を繰り返していると「ほかにネタないの?」的な言われ方をされるようになると思います。
てんびん座の木星といて座の土星が組むので、スピードが速く、忙しくなります。しかも、美しくスマートであることが要求されます。

社内や世間の風向きが変わることに素早く対応できる心の準備をそろそろ始めたほうがいいでしょうね。