金融占星術と未来予測

西洋占星術による未来予測とホロスコープの活用方法を考察しています

占星術で読む、アフターコロナは解放された世界になる

占星術の世界では2020年は世界がひっくり返るとずっと言われていて、現実にコロナショックでとんでもないことになりました。
占星術を知っていたら困らないだろうと思っていたらとんでもなくて、こんなことになるなんて全く予想だにしませんでした。
わかってないから航空株わざわざ買って損切りを決断したりしてます。
そんな、わかってないにわか占星術占い師もどきの私なんですが、なんとなく、自分のホロスコープの変化から、世界がどう変わっていくのかを感じたので報告いたします。

 

私のプログレスの太陽が今年2020年の4月にうお座から牡羊座に移動しまして、その変化があまりにも大きいのでご報告しようと思ったのです。

プログレスの移動と言うのは占星術上では結構大きいイベントです。
それまでと考え方が変わるよと知っていたので自分でも覚悟はしていました。

 

私のこれまでの30年間は、思考がうお座的と言うか「自分が我慢すれば全て丸くおさまる」という、犠牲的思考だったんですね。

「はいはい、私を悪者にしてください」って感じです。
誰かに依存していようとしていたし、自分で立とうとは思っていなくて、そのほうが幸せだったし、子育て期間は我慢の連続なのでそれはそれで良かったと思います。
そして、それなりに成果を出している家族がいることで自分の立ち位置を確保したつもりになっていました。

そして、とてもおせっかいだったと思います。

私がそばにいなかったら嫌われたと思うんじゃないか、寂しいんじゃないかと、夫や家族のそばにいようとしていました。今思い返すと自分が寂しいから相手もそう思うんだと思っていたのですが。
そして夫に見放されたら自分は何もなくなってしまう、そういう危機感がありました。
そんなびくびくした態度なので、夫は私を威嚇してくるし、夫に言いたい放題言われていても耐えるしかなく、我慢し続けていました。

そんな「見放されたら困る」というがんじがらめの感覚がプログレスが移動したとたんにピタリと消えたんです。

それまでびくびくと顔色を伺っていた夫の顔色を伺うことをしなくなったんですね。
助けてくれる人、守ってくれる人、とは思わなくなり、
この人とはいつでも別れられると思うようになりました。

これは仕事に関してもそうで、この仕事をやめたら困るとか、嫌われないように我慢しようと、にこやかに接するように努力していました。

それが一転「ばかばかしい、なんであんたたちに媚び売らなならんの」と思うようになりました。

一生懸命尽くしてきた相手にひどい扱いをされる経験を繰り返してきて、ほとほと人や会社が自分を守ってくれるなんてことはないんだと思うようになりました。

 

自分語りが長くなったのでそろそろ本題。

つまり、星の動きで心情的には大きな変化が起きるということです。


占星術で2020年は200年に一度の変化が起きる区切りの年と言われていて、およそ12年毎に土星木星が会合するグレートコンジャンクションがおきる星座のサイン的な社会になると言われます。
これまでの200年間は「土」の時代でしたが、今後は「風」の時代に切り替わると言われています。今回は冥王星が合していて、トリプルグレートコンジャクションと言う強烈な配置になり、その切り変わりは強烈かつ極端になるだろうと予想されていました。

これまでと真逆の社会への転換がいきなりおきるのですが、実際そうなっていますよね。

 

それだけでなく、地球の地軸がうお座から水瓶座の時代に移動しているとも言われていて、それは50年程前になるらしいのです。
これが「みずがめ座の時代」と言われるもう一つの変化です。
確かにその頃から水瓶座的な事象が見られるようになったと思います。
フェミニストの台頭とか、LGBT障がい者への支援など、社会で虐げられてきた人々が「自分らしく生きたい」という主張が認められるようになりました。

 

想像するに、それ以前の人々は
「社会の規範に従わないなら出ていけ」という暗黙の社会観に一生懸命自分をはめこんでいたんだろうと思われます。
太平洋戦争時は「非国民」と言われることが最も恐ろしいことだったのかもしれませんが、
現代の日本では「非国民」と言う人に嫌悪感を持つ人のほうが多いでしょう。
これは時代の空気が、本質的に違うからなのです。
現代の私たちがタイムスリップしたとしたら当時の星の波動に影響され、やはり「非国民」を違和感なく言えるだろうと思いますし、
過去の特攻隊に乗り込もうとしていた人が現代にタイムスリップしてきたらやはり星の波動に影響されて「なぜ自分が犠牲になってわざわざ死ななければならないのか」と怒るでしょう。

 

さて、今回のグレートコンジャンクションは今年山羊座の後半で起こったのち、今年の年末に水瓶座0度でもおこります。
この時の特徴はおうし座の天王星がスクエアでかかるということ。
おうし座は簡単に言うと「資産」を象徴しています。
これまでの世界は「お金さえあれば安心だし、幸せになれる」という価値観で、そこに向かってみんな頑張ってきたのですがことごとく壊されていく可能性があります。
資産を築いたならばそれが吹き飛ぶ可能性もあります。
物で保有していれば大丈夫かというとそうでもなく、土地や金すらも価値を持たなくなるかもしれません。

その一方で「お金がなくても暮らしていける」という考え方が広まり、お金のために我慢したり、お金のために媚びを売ったりということをしなくなるでしょう。

「大企業や官庁に入りさえすれば安心」ではなくなり、それらに属するために様々な我慢をする必要はなくなる。
大企業で働くことが敬遠されるようになる。
大企業だからと言って一生安泰ではなくなる。
肩書や持ち物を自慢しても褒められないし、特別扱いもされない。
仕事ができる人ならばわざわざ組織に属さず、自立したほうが恩恵を受けられるようになるかもしれません。

風星座は「モノ」に執着しない星座で、ミニマリストを公言している人は風星座の星を持っている人が非常に多いです。

 

このことから「モノ」は確実に売れなくなります。
都会の高い土地の価格が下落し、田舎に人々が住むようになる。だからといって田舎の土地価格が上がるわけでもない。

その代わり、情報とか学習に関することが価値を持ち、データで転送できるものは物質とか距離すら制限なく売れるわけで、これらの価値を作れることで巨額な資産を作れます。
でも、巨額な富を得ても高級な「モノ」や家や車を買わないので、これからは見るからにお金持ちがいなくなる。
実際、スティーブ・ジョブズやマークザッカーバーグなどの超巨大会社の社長が「いつも同じ服」なので「質素な服装がかっこいい」ということになっていて、若い起業家では質素な服装の方が非常に多いです。

 

まとめると、私たちを縛っていたものはなくなり、社会で羨ましいと思われていた見えるモノや肩書は価値を失います。

とはいえ「遊びが仕事」「仕事が遊び」の人が増え、我慢しないで稼げる時代にもなると思います。好きなことを存分にできることが羨ましいと思われる。

逆に見えるモノ、わかりやすい肩書、お金に寄りかかっていると非常に辛くなります。

沈没する船ではお金は何の役にもたたず、必要なのは泳ぐ能力ですよね。

 

これはその時代の「波動」なので、特に不幸だとか辛いとか感じることはないと思うんですね。
それまでかっこいいと思っていたものが色あせて見えるようになるとか、これまで「質素でみじめ」だと思っていたものがかっこよく見えるようになる。
世の中も変わるのだけれど、自分も変わるのです。