金融占星術と未来予測

西洋占星術による未来予測とホロスコープの活用方法を考察しています

ソフト・アスペクトの活かし方

体操男子で金メダルをいくつも取っている内村航平さん。
この方、ハードがほとんどないそうです。
やはりソフト・アスペクト
その気になれば頂点に立てるアスペクトなんですね。

ですが、最近はソフト・アスペクトばかりだと社会経験が足りなくなるとか、楽に人生を送っていけるので迷惑で怠惰な人になりがちとか、最近はあまり評価されないアスペクトとなっています。

というのも、マリーアントワネットは「パンがなければケーキをお食べ」と言ったことで有名ですが、ソフトアスペクトの最高峰、グランドトリンの持ち主でした。
宮廷の中心となり、贅沢を何の疑問もなく享受できたのは、ソフトアスペクトのおかげでしょうが、あまりにもお馬鹿さんすぎます。
また、私が知っている中にはソフトアスペクトばかりの連続殺人犯という人もいました。

ソフトアスペクトを生かす決め手は、素直であることと、方針がきっちり決まっていることでしょうか。
ハードアスペクトが多い人は、逃げ場のないがむしゃらな頑張りで成果を出すのですが、ソフトアスペクトの人は周囲が「こうしたほうがいいよ」を素直に吸収する。
教えたほうは素直に吸収してくれて、成果を出すので、教え甲斐があるというか、かわいいと思うでしょう。

両親が体操選手で家の中に当然のようにトランポリンがある環境に生まれ、まさに純粋培養で育ったエピソードからみても、イケメンで文句のつけようのない模範的な父親でもあることからどう見ても、ソフトアスペクトの王者です。

 

さて、ハードは厳しい人生を示唆するものではありますが、人と言うのはそもそも怠惰な生き物なので、おしりひっぱたいてくれるハードは全てにおいて悪いものでもありません。
特にすぐに楽に流れるソフトの人を叱って、引き上げてくれる人は、実はハードの人です。

 

恐らく内村航平さんのご両親やコーチにはハードの持ち主が多いはず。

そして、お母さんの5室には木星や金星が入っているんじゃないでしょうか。可愛がられて育つことで素直に吸収する能力がそだつので、相当可愛がって来られてきていそう。

 

ソフトを生かすには
高い目標を持つこと、
ハードアスペクトの人と付き合うこと、
ハードの人から逃げないこと、
素直に人の言うことを聞くこと、です。

逆にハードの人はソフトの人と付き合うことで、
自分を追いつめる必要がなくなったり、
ソフトの人の為に頑張る気力が湧きます。
ハードの人は人生が楽でないことを知っているので、
ソフトの人から尊敬され、満足感と安心感を得ることができます。

ハード同士だとぶつかり合うし、
ソフト同士だと怠惰でだらしなくなりますから、
世の中、両方必要なんですよね。