金融占星術と未来予測

西洋占星術による未来予測とホロスコープの活用方法を考察しています

環境破壊は地象サインのもっとも恐れることーグレタ・トゥーンベリ

環境問題に対して非常に問題に考えているのは地象サインか、と気が付いたのはグレタ・トゥーンベリさんのおかげです。

グレタ・トゥーンベリというスゥエーデンの女の子が環境活動家として、一躍時の人となっています。

彼女は金曜日は座り込みとか、ヨットで国連に行くだとか、様々な形で注目を集めています。

彼女のホロは個人天体の月と太陽が合。金星と火星がさそり座で合。そしてセミセクスタイルを取っています。

魅力的な両親に大事に育てられ、家族の仲はよさそうな感じ。

そして、彼女がこんなに人々の注目を集めたのは、正直言って

「チャーミングな女の子だから」という要素もありそうです。

ただ、この金星と火星は木星天王星とのスクエアを持っていてこれがグランドスクエアと言う非常にストレスのある配置になっています。

いてもたってもいられないという配置で、攻撃性も発揮してますね。

 

誰かに利用されているという憶測がたつのも無理はなく、たかが16歳の女の子がこれほどに激しく怒りを持つなんてことはないだろうと普通は思うのですが、彼女のホロスコープを見ると、この要素は充分あります。

特に木星と火星、金星がスクエアなので、権力者の座にいる人には特に手厳しそうと言うか、反抗心が強そうです。

 

みずがめ座としし座とのスクエアは科学の進歩、きらびやかな経済こそが自然を破壊するものと、忌まわしく感じてしまうのでしょう。

 

さて、彼女の土星がふたご座の後半なんですが、トランプさんはふたご座の後半に太陽があります。合です。

この組み合わせは土星側が太陽側の人に息苦しさを感じてしまう配置で、太陽側の人から見たら「馬鹿な人だから教えてあげよう」という気持ちになる相性です。

トランプさんの「誰か彼女に世界の複雑さを教えてあげろ」は、典型的なこの組み合わせの発言かと。

 

グレタさんの情熱的な姿を見ていると、地象サインにとって環境の変化はすさまじく恐ろしいものに見えているのでしょう。

しかも、地と言うだけあって、自分の住む場所、地球への愛着は他の星座より深そうです。

環境破壊、温暖化は地象サインのやぎ座、おうし座、おとめ座にとってはいてもたってもいられない事象です。

環境活動家の野口健さんはおとめ座です。

 

その点、ふたご座のトランプさんやてんびん座のプーチンさんは経済のほうが大事だよね、というスタンスです。

これにはさすがに同じ風サインが強い私も呆れましたが、風は「よりどころがなくても平気」な面があるのはいなめません。

環境問題は私も大問題だと思っていますが、だから「デモ」やって、どうにかなるか?と考えます。

トランプさんやプーチンさんはきっとわかっていてもポジショントークとして「知らぬ存ぜぬ」でいるしかないのでしょう。

 

そうはいっても2020年の後半から勢力を発揮する風サインの人たちがこうも環境問題を軽く扱うということは、2020年以降は環境問題はさほどの問題にならなくなるのかもしれません。

実は息子は風が強い子なのですが、彼は「激変するこんな時代をこの目で見れるなんて、俺はついてる!」と言うのです。

風サインは環境の変化をむしろ歓迎するので、時代が変わる予感にわくわくしているのでしょう。「暑いけど、何か?」みたいなことになるんじゃないですかね。

 

みずがめ座は宇宙が象意にあるので、宇宙を目指すのがトレンドになるかもしれません。更にこれから長いみずがめ座時代が続くので、コロニーに住むのがステイタスになったりするかも。

トランプさんやプーチンさんは宇宙ステーションの座席を既に持っているのかも、なんてことも想像してしまいます。

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グレタ・トゥーンベリ